
買収以外にも分割、合併などがM&Aの手法としてとられます。
M&Aは広義のものから狭義のものまで様々ですが、ここでは代表的な三点について触れていきます。合併は、二つ以上の会社が一つになる事を言います。吸収合併と新設合併に分けられ、一方が一方を吸収し、吸収された側が消滅する方法を吸収合併、一旦全ての会社を終了させ、新しい一つの会社を作る事を新設合併と呼びます。
買収は、企業の発行する株を大量に取得し、企業を支配できるだけの議決権を得る株式買収と、企業の事業や固定資産を取得してその会社の支配権を握る資産買収に分けられます。株式買収は更に、既発行株を証券取引所から買い付ける、創業者からの相対取引により買い付けるといった方法と、新規に発行される株を買い付ける方法とがあります。手続きが簡単なため、M&Aのなかでも盛んに行われているのが、この株式買収です。
分割とは、特定の事業を企業から切り離し、別の企業へと受け渡して存続させる方法です。譲渡されるのはあくまで事業のみで、株式の譲渡は行われないのが特徴です。引き受け側の会社がそのまま自社の事業として引き継ぐ形を吸収分割、引き受け側の会社が新たな受け皿会社を設立してそちらで事業を引き継ぐ方法を新設分割と呼びます。
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