E・Jホールディングス株式会社(東証P):2153)タイの建設コンサルタントDynamic Engineering Consultantsと資本業務提携

E・Jホールディングス株式会社(以下、「EJH」)は、取締役会において、Dynamic Engineering Consultants Co., Ltd.(以下、「Dynamic 社」)の持株会社である Southeast Asia Technology Co., Ltd. (以下、「SEATEC社」)等(以下、「売主」)より、売主が保有する Dynamic 社の発行済み株式の35%を取得し、タイ国及びアジア圏における建設コンサルタント事業等の受注拡大及び事業展開に関する資本業務提携(以下、「本提携」)を行うことを決議し、株式譲渡及び株主間契約を締結し、当該株式を取得。

EJHグループは、2021 年に『E・J-Vision2030』を策定し、2030 年には、海外事業も拡大し売上高 500 億円の目標値を達成する計画で進めている。

途上国においてこれまで ODA 等により整備されてきたインフラの老朽化に伴うメンテナンスの重要性や、相手国との共創による競争力強化・案件形成、現地人材の育成についても、インフラ海外展開の今後の課題として挙げられており、このような背景から、タイ国においてはEJHグループ企業の株式会社エイト日本技術開発が、2014 年にバンコク駐在員事務所、2020 年にタイ現地法人 EJEC (Thailand) Co., Ltd.を設立し、東南アジア事業の強化を進めている。


一方、Dynamic 社は、タイ国で最も古い建設コンサルタント企業の1つであり、1960 年代に創業したSEATEC 社グループの傘下企業として、30 年以上に渡り、インフラ、工業、道路、港湾、空港施設、都市計画、鉄道等の分野で、タイ国及び海外においてコンサルティング事業を展開しており、特に構造工学に強みを持つ企業。


本提携を通じ、EJHグループの技術的知見と、Dynamic 社が有する競争力のある現地技術者及びタイ国における幅広い営業ネットワークを活かし、両社協業によるタイ国における受注拡大を行うと共に、タイ国のみならず、アジア・アフリカ等の海外市場への事業展開も進めていくとしている。