株式会社JRC(本社:大阪市西区、代表取締役社長:浜口 稔、以下「JRC」)は、2024 年 11 月 18 日開催の取締役会において、International Foundry Machinery Co., Ltd.(本社:タイ王国サムットプラカーン県、代表者:福吉 敦、以下「IFM」)の全株式の 49%を取得し、持分法適用関連会社化することを決議しました。
JRCは 1961 年の創業以来、屋外用ベルトコンベヤ部品の設計・製造・販売を事業の主軸として展開し、近年は、「製品(モノ)」の提供に留まらず、エンドユーザーの現場に入り込み、コンベヤ搬送設備の点検・工事業務をはじめとするメンテナンス、ソリューションなどの「サービス(コト)」にも注力している。
また、JRCはコンベヤ事業の海外展開を重要な成長戦略とし、東南アジア諸国への製品輸出等、事業領域の拡大に取り組んでいる。
IFMは鋳造業の総合商社である株式会社ツチヨシ産業(本社:広島県広島市、代表取締役社長:九十九 慧典)のタイ国内グループ会社であり、主に自動車・農業関連などの鋳造業界向けにシェルコアマシンの製造・販売・メンテナンスを行う東南アジア NO.1 のシェルコアマシンメーカーで、約20年にわたり、日本で培った技術をタイで継承し、高品質なサービスを提供している。
今回の株式取得により、タイ国内企業であるIFMが保有する顧客、設備、人員等の事業基盤と、JRCが保有するコンベヤ事業に関するノウハウを共有し、タイ及び東南アジア諸国のマーケットにおいて、コンベヤビジネスの拡大を図っていくとしている。