ウェッジHD社は、Engine Property Management Asia Co., Ltd.(以下、「EPMA」。)と P.P.
Coral Resort Co., Ltd.(以下、「PPC」。)の両社の株式をそれぞれ発行済み株式の40%ずつ保有し、両社を持分法適用関連会社としていた。
EPMA と PPC はタイ内国法人として、PPC がタイ王国ピピ島にて主に欧米の富裕層をターゲットとしたリゾートホテル「Zeavola Resort」を直接運営し、EPMA は PPC の発行済み株式の 60%を保有する筆頭株主として、PPC のホテル運営のサポートを行う形でリゾート事業を運営。
コロナ禍が収束して以降、記録的な需要の伸びを示しており、Zeavola Resort も過去最高の稼働率を維持し、ウェッジHDグループの業績に寄与(2024 年9月期通期の投資利益 115,865 千円、2025 年9月期第1四半期累計期間の投資損失 8,801 千円)していた。
リゾート事業の足元業績は好調に推移している状況ではあったが、2025 年1月に入った頃から、EPMA、及び PPC からウェッジHD社に対し、ウェッジHD社が保有する EPMA株式(816,000 株。発行済株式の 40%)と PPC 株式(1,040,000 株。発行済株式 40%)の両方を買い取りしたい旨の打診があり、条件面で協議・交渉を進めEPMA、及び PPC 両社の株式を譲渡すること決定した。
(1) 取締役会決議日 2025 年 4 月 29 日
(2) 譲渡契約締結日 2025 年 4 月 29 日
(3) 譲渡日 2025 年 4 月 29 日