日本製麻株式会社(以下、「当社」)は、連結子会社である Sahakit Wisarn Co., Ltd.(以下、「サハキット社」)との間において、当社がサハキット社株式を譲渡し、全ての譲渡が完了した際には両者で締結している重要なライセンス契約を解除することにより、サハキット社が当社の支配関係より外れることとする内容の基本合意書(MOU)に合意する旨を、本日開催の取締役会で決議。
これに伴い、2026 年3月期第1四半期を目途にサハキット社を当社グループの連結子会社から除外することとなる見通し。
【連結子会社を連結範囲から除外する理由】
サハキット社は、1997 年 3 月に当社がサハキット社の株式を取得して以来、当社グループのマット事業の中核会社として主に自動車用フロアマットの製造加工を行っており、その一部を当社においても販売してきた。
この度、サハキット社との間において、サハキット社には当社との支配関係を解消し独自に経営施策を実施したい意向があり、一方、当社においては、北陸工場増設並びに増強、及び成長が期待される分野における事業体制の強化を目的とした M&A を実施する等、付加価値向上のためには限られた経営資源の再配分が必要であると判断し、協議の結果、当社としてサハキット社の意向を尊重しつつ、互いのさらなる成長と発展を目指し合意。
なお、当社は、今後も自動車用フロアマットの販売事業を継続していくとしている。